ブログではご報告しておりませんでしたが、この度、MacBookPro Retinaの最強カスタムのオーナーとなりまして、ありがとうございます、ありがとうございます。既にその最強のパワフルさと最強の携帯性に、本当に買ってよかったなと実感しておるわけですが、内蔵のフラッシュストレージは512GBですから、映像を扱うとしては心もとないわけで、ここのところ最強の外付けをいろいろと試してみましたところ、そのレポートをしたいと思っております。
とは言え、外付け記録媒体の選択に関しては、既に各所で偉人の方々が詳細なレポートをしておりまして、私はただのアップル信者として、自分の使用感を生ぬるくご報告するだけですので、お気づきの点などはご指摘いただければ幸いでございます。
基本的に今までは外付けのUSB2.0のHDDをしておりまして、やっぱり40GBとか50GBのコピーとなると、30分弱ほどかかってしまうので、この辺りを改善して作業効率を上げたいというのがスタートであった訳です。
後ほどコピーに使う47GBのフォルダを、今手持ちのUSB2.0の外付けHDDにコピーしますと…22分かかっています。
そいで、まずはUSB3.0の外付けHDDを探してヨドバシに繰り出したのですが、「MacBookPro Retinaを正式にサポートしているUSB3.0の外付けは(店頭には)無い」的なことを店員に言われまして、「え?そうなの?」みたいな感じで、じゃあThunderbolt接続のHDDを、ということになったのですが、私、恥ずかしながらThunderboltってあんましメジャーじゃないイメージがあったんですが、USB3.0よりも理論値は速いんですね。
という訳で、USB3.0とThunderboltの両ポートを持っているポータブルHDDのこちらを購入しましたら、これが大当たりでございまして。
BUFFALO Thunderbolt&USB3.0用 ポータブルHDD 1TB HD-PA1.0TU3
> メーカーページはこちら
もうとにかく速い!普通だったらベンチマーク画面とか付けるんだろうけど、僕はそういうのがよく分からないので、まさかの「実際にコピーにかかる時間のキャプチャー画面」を貼っておきますけれども。47GBのフォルダをコピーするのにたったの8分!
そんで次は正式にはサポートされてない(と店員が言っていた)USB3.0でつなげてみたんです。そしたらやっぱり47GBのフォルダが8分!ちゃんとUSB3.0で接続されとる!
USB3.0とThunderboltって、HDDでは速度の違いはほとんどないかもね。ここにもそんな感じのことが書いてありますね。
Windowsとのファイルコピーの局面もあるから、ThunderboltとUSB3.0の両方があるのは超いいね!ていうか、電源もいらないし、携帯性もあるし、この外付けで決まりでいいじゃん、と個人的には思いましたよ。
でももっといろんなのが気になるって人は、その他のThunderbolt接続HDDについての記事をどうぞ。
> Thunderbolt HDD ベンチマーク比較: mono-logue
ただ、使用中にこんな気になることがありましたのでメモ。
・突然ハードディスクが取り外しされたアラートが出た。
・再度接続しても反応なし。
・USB3.0だと接続される
・ほかのThunderboltケーブルに変えたらつながった
・どうやら付属のThunderboltケーブルがいかれたらしい?
・なんかThunderboltってめちゃくちゃ熱くなる??※すべて私の環境下で起きた問題なので、特定の現象の可能性がありますのであしからず。
で、結局この外付けに映像素材を全部入れて、何不自由なくFinalCutでの編集もできているので、これでいいのですが、よくよく考えたら、Thunderboltで繋ごうが、USB3.0で繋ごうが、結局HDDの転送速度がボルトネックじゃん、みたいな話になるわけで、SSDでThunderboltって無いのかなって調べてみたら、ありましたよ。
> 稲妻の優越[Thunderbolt Portable HDD/SSD] | TKYSSTD
この記事見て、おい最強じゃねえか!ってことで、速攻購入しました。
これでさっきと同じ47GBのフォルダをコピーしましたら…
2分!!!
これは驚異的!!!!
2分やぞ!!47GBが2分でコピー完了やぞ!!!
ということで、RAIDとか分からない僕にとっては、ほかを試すことも無く、この時点でSSD×Thunderbolt最強信者になってしまったわけで、あまりの快感に、意味もなく大容量ファイルのコピペをして1日が終わるような不毛な時間を使っている訳であります。
SSDは高価だというデメリットも指摘されますが、最近はだいぶ安価になっておりまして。また僕の場合ですと、30分のドキュメンタリーを作る為の映像素材が、毎回大体80GBくらいなんですね。だから作業用スペースとしては128GBで十分だし、それだったらSSDも1万円くらいで買えちゃうからいいんじゃないかなと。
ただ…
その後、いろいろと作業をしていて気づいたのですが、
・よくあるファイルコピーの局面はポータブルからポータブルだったりする
・そうするとコピー先やコピー元のポータブルがボトルネックになる
・結局最強最速を味わえない場合が多い
・作業用にと思ったけど、冒頭のUSB3.0の外付けで十分作業できる
・USB3.0HDDは1TBだから、ほとんどのファイルをぶち込んでおける
・あれ… Thunderbolt×SSDいらなくね?・あと、やっぱりThunderbolt熱すぎない??
みたいな状況ではあります。
それとこれはSSDでのことなんですが、
- ・今回の使用とは別に、先日突然全く認識しなくなったSSD(Intel520series120GB)があった。※eSATA > USB2.0アダプターで使っていた
- ・危うく映像素材を飛ばすところだった(カメラに残っていたから助かった)
- ・アップルジーニアスバーに状況を聞きに行ったら、詳しそうな人が「SSDは極稀にそういう症状がある」と言ってた
- ・ここのコメント欄にも書かれてますが、SSDは復旧がHDDよりも困難。できない場合が多いそうです。
- ・こちらのamazonのレビュー欄にも、1週間でドライブを認識しなくなったと書かれています。因みに今回ご紹介のThunderboltアダプターで使用しているSAMUSUNGのSSDは今のところまだ大丈夫です。
という訳で、SSDを外付けでメインで使う場合には、バックアップ体制にも気を使った方が良さそうな雰囲気です。
というわけで、素人臭さぷんぷんのレポートでした。何か良い情報持ってたりご指摘ある方はいただけますと幸いです。因みにカメラは5Dmark3を使っているので、ファイルのコピーの最大のボトルネックはカードリーダーだったりするので、目下の興味はUSB3.0のカードリーダーでございまして、こちらも買ったらご報告したいと思います。いろいろ調べたんですけど、Thunderboltのカードリーダーって無いんですね。
最後に素人臭さ満点で恐縮ですが、先ほどのSSDを取り付けたeSATAからThunderboltへのアダプターですが、この空間は何なんですか?何買えばいいんですか?すごく、、不安定、、で、、す。。
※追記:ヨドバシで上記の件を聞いてきましたら、どうやらSSDには7mmと9.5mmの厚さのものがあるらしく、SAMUSUNGのものは7mmで、どちらかというとマイナーな部類だそうです。9.5mmのものですと、対応したケースと言うかUSB3.0などのアダプターがあるそうで、結局この空間を埋めるものがなんなのかは謎のままでした。
※隙間を埋めるケースの記事がありました!インターネットって素敵!!即買いでした。
> yamaq blog » SSDのカバーを購入してみた
兄が映像関係の仕事してるので教えてあげます。