先日、究極のバリンダンスを見たお話を書きました。そのバリ旅行からもう一つお話。大好きなバリ島の風景を切り取りたくて、自慢のEOS 5D Mark3を持っていろいろな風景を撮りました。もちろんこの間のバリダンスも撮りました。日本人の僕がパシャパシャ撮影した写真がこれらです。
日本人が撮ったバリダンス1
日本人が撮ったバリダンス2
日本人が撮ったバリダンス3
日本人が撮ったバリダンス4
日本人が撮ったバリダンス5
日本人が撮ったバリダンス6
日本人が撮ったバリダンス7
日本人が撮ったバリダンス8
まあもちろん僕は写真のプロではないし、
そもそもがこれから見せるプロの写真と比較なんぞをすることがおこがましいのですが
ただ、その写真が僕のより構図が素晴らしいとか、色の出し方が素晴らしいとか
そういう次元の話であれば、わざわざ記事などしないんです。
Doddyさんという、バリのカメラマンが送ってくれた写真を見た時、僕は確か電車の中でiPhoneでそれを見ることになりました。少し遅いネット回線を通して、その写真がダウンロードされ、パッと画面に映ったときに、思わず飲んでもいないお茶を吹きそうになったのです。あまりにも迫力がありすぎて。
それがこれです。
バリ人、Doddyさんが撮った写真
photo by doddy obenk
見たその瞬間に、
「あ、俺の写真てただの写真だな」と、本当に見た瞬間1マイクロ秒以内に、自分がいかに退屈なものを撮っていたかが分かりました。何が退屈かというと、「一眼レフで撮る典型的な綺麗な写真」であり、「どこかで見たような写真」であり、魂というか、自分の感じたものが入っていないことに気が付きました。
悪い意味で、僕はいろいろと見過ぎたなという気分にもなりましたし、見ている世界が狭かったとも思いました。
この写真のド迫力はどうですか。
白黒で撮るなんて1ミリも考えもしませんでした。
僕は同時に、もっともっと世界のいろんな所に行ってみたくなりました。ところが変われば、感じ方も、表現の仕方も全く違う。こんな新鮮な気持ちをもっともっと味わいたいと思いました。