とにかく私が抱える命題は、日本の何の変哲もない街に住むイチ素人が、どうやれば米国アカデミー賞を取れるか、ということでございます。前回、CGが一番の近道と結論づけた一番の理由は、CGを習得すれば、圧倒的に制作人員を減らせるわけです。殆どの場合、その製作負荷は、1人(私)に集約できるわけです。お友達が少ない人たちには、非常に魅力的な選択肢というわけです。
私は映像を極める技術者ではなく、「格好良い映像を作る→ハリウッドへ行く→すごい!→結婚して」という、ブレない行動指針がありますので、
いかに現実的に(簡単に)、
女の子がこの人すごい!と思うCG
…を作れるかがポイントになってきます。そのためにIQ200超えの知能と、10年間IT企業で培った検索技術を駆使して、徹底的にリサーチをしました。リサーチには3年ほどかかったので内容は割愛しますが、ハリウッドへ連れて行ってくれるのはAfterEffectsというソフトであるということ、そしてその中で動く小さいソフト(プロはプラグインという)のElement3Dを使えば、とりあえず女の子はかっこいいと言ってくれそうだと分かってきました。
Element3Dがどれだけすごいかは、このソフトを作ったAndrew Kramer というアメリカ人の説明動画を見れば一発です。女の子にモテるためにソフトから作ってしまった(推測)筋金入りのアホですが、天才的に説明がうまく、僕より年下かつ既婚なのです。
まあ説明動画を見る人はいないでしょうから画像を貼りつけて起きますと、こんな映像がカップラーメンを作るようにできてしまうのです。これはAndrewが作った見本のロゴですね。
この質感とんでもなくないですか!?
これがなんと、(1)テキスト入力、(2)押し出して3Dの形にする、(3)鉄みたいな質感を貼り付ける、以上で終わりなんですよ!まあ実際は、もう少し手間かかりますけど、気になる人は詳しい説明はAndrew Kramerから聞いて下さい。彼よりうまく説明できるはこの世に人いませんから。
まずテキスト入力
押し出して3Dっぽい形にする
左下の並んだ球体から、好きな鉄を選んでドラッグ&ドロップ!
光の当たり方で、ここまで雰囲気が変わる。ここ重要。
さらに照り返しのある壁を作るなどして、いろいろ見え方を工夫する。すべてワンタッチ!
というわけで、私もようやく長年の夢だった3Dのロゴアニメーションを作ることができたんですよ。
■tsubuzorotta film logo animation edited with Video Copilot Element 3D V2
ほらほら!僕にだってこの質感が簡単に作れるんですよ!
分かってきたのは、結局「質感」というのは、どうやらライトと影がかなりキーを持っていそうだということ。
よく分からない質感もドラッグ&ドロップですから!
逆光っぽい光にすれば、なんだか雰囲気がある感じに。
今回、学んだのは、質感は光の当たり方が超超重要ということ。簡単なソフトだと言ってきたけど、なんだかんだ、すごく良い質感に見せるのは技術というか慣れが必要だと思いましたよ。でもね、ある奇跡的な角度があって、その角度からだったら結構良い感じに見えるんですよね。ハッキリ言って、その奇跡的な瞬間で勝負していくんだなと思いましたよ。だって、CGの専門家って、本当にスゴイ人たちばかりですから。うまく作ろうとしたらダメなんですよ、モテるためにやらないと。
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