Facebookの方には流したのですが、iPhoneで60fps撮れるアプリがあるとの噂を嗅ぎ付けまして、早速試してみました。60fpsっていうのは、1秒間に絵が60枚あるっていうことでして、普通のテレビなどは30枚しか無いんですね。だから枚数が多い分だけ、感覚的にもスムーズに見えそうっていうのが分かるんですけど、一体どんなものなんでしょうか。
恥ずかしながら僕もEOSを持っていますから、今までも60fpsで撮影したこともありますが、意識して見たことが無かったし、60fpsだからなんじゃいと思っていたんです。ネットとか見てても「ヌルヌル動くぞー!」って感動の書き込みがあっても、「お前本当に違い分かってんのかよwwテラワロスwww」くらいに思ってたんですが、いやあ60fpsってこんなに違うんですね!!!
ということで、今回使用しているのはこちらのアプリです。
撮影したのはほとんど代わり映えしないかもですが、一応3パターン撮りました。ほとんど同じ動きでカメラを撮影し、一方はiPhoneのデフォルトのカメラで24fps、もう一方はスムーズビデオカメラで60fpsで撮影しました。
■パターン1 24fps
■パターン1 60fps
■パターン2 24fps
■パターン2 60fps
■パターン3 24fps
■パターン3 60fps
ちょっと被写体のマルチーズが可愛すぎて、絵に集中できなかったかもしれません。本当にすみません。でも比べてみるとiPhoneのデフォルトカメラはカクカクした動きであるのに対して、やっぱり60fpsはカメラを動かした時の動きがスムーズですよね。スーッと動いていくというか。
で、僕もこの違いには結構驚いてしまいまして、フレーム数が違うとここまで変わるのか!と。今更ながらにそう思ってしまいまして、絵の質感まで変わって見えません?もうビデオで撮影するときは60fpsじゃなきゃ!って思っちゃうくらいでした。
ただ、悲しいかな1点だけ2012年現在では、まだ60fpsで「発表できる場」が少ないということです。YouTubeもVimeoも60fpsでアップロードしても強制的に30fpsに変換されてしまいますし、テレビももちろん30fpsというわけで、せっかく撮影してもなかなか発表の場が少ないのが現状です。ちなみにニコニコは大丈夫です。
その他、60fpsで公開する方法は以下のブログを参照してみてください。
> 60fps動画を公開するための、5つの方法 – blog.coluli.net/
それと60fpsの醍醐味は、これを30fpsに変換して滑らかなスローとして使うというのがありますが、これはこれで面白そうなのでまた日を改めさせていただきます。
ちなみにこちらのアプリではiPhoneで60fpsが撮影できる上に、スローにもできますよ。
> 林檎塾: 60fpsの動画が撮影できるアプリ「SloPro」