極まった人たちの将来の夢は?


sushi

僕、人の夢を聞くのが好きなんですね。

ドキュメンタリーを何個か作らせてもらう機会があり

いろんな質問を考えて、いろんな事を聞いたりするんですが

必ず、将来の夢はなんですか?と聞きます。

自分でも子供っぽいなあと思ったりもするんですが。

 

なんなんでしょうね。

ありきたりの質問なんですが、基本的に僕が、近い未来を燃料にして生きているような気がしていて、ほんでほんであなたの燃料は?どうしてそんなに頑張れるの?って聞きたくなっちゃうんですよ。

答えはそれこそ人によって違うんですけどね。

モデルさんや、写真家さん、モノを作る職人さん、いろんな人に同じ質問をしてきました。皆さん、成し遂げたい想いや、大きな夢を語っていただいて、僕なんかはそれだけでご飯を何杯も食べれちゃうわけなんですが、

 

ある時、齢70を超える寿司職人さんに同じ質問をした時に

「健康でいること」

って答えたんですよね。

最初は、やっぱり年齢がある程度行けば健康が一番大事だよな、くらいの軽い理解だったんですが、他の職人さんがこう答えられた時に、ハッとさせられました。

 

「今日と同じことが続けられること」

 

例えば、僕なんかはいまだにハリウッドのアカデミー賞を取ることが夢だったりするんですが、そういう成し得ていない事を燃料に生きているんですよね。今の状態はまだまだだ!って考えてるんですよね。

もちろん、大きな夢を目標に活動するのは悪いことじゃないと分かっています。でも今日と同じ日が続くことに満足できていないというのも、何か僕自身に欠落している部分があるのではないかとも、ふと思うわけです。

よく考えたら、「今が続くこと」が将来の夢って言えるのはすごいことだなあと。

当然、その職人さんたちも、成し遂げたいことはまだまだあるわけですよ。でもそういう日々の鍛錬も含めて、今日と同じように活動できることが夢なわけです。今日が続くことが夢。

テレビでドキュメンタリーを見ていても、同じような意味のことを答えてらっしゃる方をお見受けするので、きっとそういう場所があるのかなと思ったりしています。

僕の今日は、まだまだゲロを吐きそうです。

 

 

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