USTREAMの生放送などでは、映像よりも音声の方が重要と言われていますが、普通の映像作品においても、音声の重要性の高さを指摘する人はとても多いですね。とは言え、どれくらい音楽が重要なものなのか、なかなか分かりません。そこで本日は、音楽が映像に与えるインパクトの大きさが身にしみて分かる動画をいくつかご紹介します。
まず一つ目はこちら。
■ファンキーな北朝鮮
via:北朝鮮がとてつもなくファンキーで楽しげな国家に、サントラの力を見せつける非公式プロモ映像 – GIGAZINE
音楽に合わせて映像を編集しているということもありますが、北朝鮮の厳粛な雰囲気を、圧倒的に音楽のファンキーさが押し倒しています。ビッタリと合った行進も、コントにしか見えません。
同じように映像の意味合いを音楽が変えてしまう事例を2つ連続でお送りします。
■緊張のカーチェイスがふざけたバラエティに
via:暴走車とパトカーの緊迫したカーチェイスを喜劇に見せる方法(動画) – 涙目で仕事しないSE
■西成暴動にこち亀BGMを付けてみた ‐ ニコニコ動画(原宿)
via:西成暴動にこち亀BGMを付けたら意外と合っていた : ニコニコ動画のブログ猫飯
いずれも映像の印象を、真逆の音楽がしっかりと消してしまいます。音楽も何でもいいという訳ではなさそうで、うまいこと合う音楽を見つけるのも腕の見せ所なのかもしれないです。 そういう意味では、音楽とビッタし合ってしまうこちらはある意味、新しい発見と言えるでしょう。
via:インド版ドリフ大爆笑のオープニング映像がスゴイ! – ガジェット通信
最後に、何気ない風景が音楽によって、作品のレベルにまで引き上げられる瞬間、これぞ演出という動画をご紹介。やはり音楽というのは映像とは切っても切り離せませんね。
■Rusko – Woo Boost – YouTube
via:BBCが撮影したカツオ一本釣りにダブステップを合わせたらカッコ良くなった:1000mg
■Super Speed Carousel with motorcycle – Whitetrashrepairs.com – YouTube
最後にご紹介したBGMに使われていた映画「アマルフィー」のテーマ曲は、やはりかなり引力のある音楽らしく、あらゆる場面を荘厳なものに変えてくれました。これは僕が、この動画に触発されて作成したものですが、やはり音楽の強さを再認識させられるものとなりました。