大学生の頃に映像を始めまして、あの頃はなぜか拳銃が大好きでしてね。映像をやっている男の子なら必ず拳銃を映像に出す黒歴史があるかと思います。CGを始めるのにも、恐らく人それぞれ、ある程度やりたいショットがあるからCGに出すのだと思いますが、その一つは大都会の上空を好きなように飛んでみたい、というのがあると思います。
私をハリウッドへ連れて行ってくれるソフトにElement3Dというものがあると、前回のブログでご報告をしましたが、決め手となったのは、その機能に「大都会モード」が追加されたことにあります。大都会があっという間に作れてしまうのです。
いいですか、瞬きする間に作れてしまうので、気をつけて見ていて下さい。
■ハリウッドへ連れて行ってくれるソフト、通称「AfterEffects」を開きます。
■AfterEffetsの中で動くソフトElement3Dを開きます。追加した「Metropolitan Pac」により、すでに右下にビル群が存在しています。
■適当に選びます。クリックするだけでメイン画面に登場します。何個かガガガッと選んでおきます。
■AfterEffectsに戻るとビルが1つ寂しそうに立っています。
■地平線上に広がれ!そして数を増やせ!と命令します。
■光を当てたり、影を作ったり、遠くに塵を置いたり、全体の色感を調整しますと、質感を良くなり、あら不思議、大都会の完成です。
■3D空間なので好きなカメラアングルを選べます。近寄ったりできます。一番見栄えの良さそうな位置を探したりします。
そしてあっという間に完成してしまいます。今までの人生でCGと全く絡みが無かった人生を送っていても、こんなに簡単に大都会を自由に飛べるのです!
■Element 3D Metropolitan test
これだけ壮大な空中ドリーショットができてしまうのですから、是非ビルの上には裸の男かなんかが座っていてほしいところですが、それはまた実写合成の練習でやってみたいと思います。
今回勉強になったのは、意外と背景とかは静止画の画像を使っているんだなと。なるほど、そうやって全部CGとかじゃなく、手を抜けるところは手を抜くというか、うまく技術を複合させているんだなと感じました。とても勉強になりましたね。
もっと詳しい説明が必要な方は、例によってAndrew Kramer氏のこちらのチュートリアルを是非見てみてください。彼の言うとおりやれば、できるようになっています。
■Metropolitan 3D City Tutorial
でわでわ、ハリウッドがどんどん近くなってきているので、本日はこのあたりで失礼します。